雑記

すぐに行動できない理由とその解決方法

1 行動に移せない理由の本質とは?

こんにちはりょーぱかです。

社会人となり今年でサラリーマン生活が10年目に入りました。転職も一度経験し、新しい職場では今年で四年目です。そして、昨年(H30年8月)よりFXに挑戦しています。

そんな中、ふと思いました。すぐに行動に移せないのはなぜだろう。失敗が怖いから?やる気の問題?めんどう?確かにそれもあると思います。でも、もっと本質的な“何か”があるはず。少しでもそれが分かればもっと行動的になれるのでは・・・。ということで、結論から書きますと、私が考える行動できない理由は下記です。

  • 行動する際の判断基準が他人になっている

なぜそうなるのか。ズバリこれ、

  • 他人からの評価を上げたい(または下げたくない)”欲が出る”から

つまり、行動できない理由の本質は、「他人によく思われたい欲求」が行動を起こす際のブレーキとなっているのではないでしょうか。

もちろん、命に係わるような行動やとっさの判断が必要な時、経済的理由などから行動を躊躇することもあると思うので全てが当てはまるとは言えません。

ただ、多くの状況は元をたどれば上記にたどり着き、それが習慣化することで、いざというときに動けないマインドになってしまうのでは?と。もちろん私自身も含めてですが。

2 行動に移すためには

ではどうすればよいのか。解決策!!とまでは言い切れませんが、淡々と行動に移すためには次の二つを意識してみてはどうでしょうか。

①他人の気持ちを想像するより”自分の正義”を優先する

②シンプルなルールを決めて行動に移す習慣をつける

2-1 他人を気にせず行動するためには自分の正義を優先する

まず①について考えていきたいと思います。アドラー心理学「嫌われる勇気」という本で印象に残った考え方を紹介します。

 アドラーは課題の分離ということを提唱しており、端的に言うと他人の気持ちはコントロールできない、ということです。例えば善意で行った行動を相手がどう感じるかは分からないし、逆に言い過ぎたと思ってもそれをどのように感じているかは分からないのです。

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え [ 岸見一郎 ]
created by Rinker

 だから好き勝手やればよいというわけではなく、例えば善意ある行動だと思うなら迷わずやってみることです。それに対して相手が迷惑だと感じるか、感謝するかは相手の課題なのです。

自分の課題は、行動する理由が自分に正直な気持ち(善意)かどうかを考えて行動に移すまでで、結果、相手に迷惑をかけたときは謝ればよいですし、そもそも考え方が間違っていると気付いたならそれを正せばよいのです。

何か行動しようと思い立った時、その先にいる”相手の気持ち”を想像することも確かに大事ですが、そもそもなぜ行動しようと思ったのか、シンプルにここに焦点を当てた方がよいのではないかと思います。

自分にとって、その行動がかっこいいことなのか、信念に沿った行動なのか、はたまたそうではないのか、そこをまずしっかり考えることが重要だと思います。

2-2 シンプルなルールを決めて行動に移す習慣をつける

とはいえ簡単に行動できるわけもなく・・・。ではどうするのか。②で書いているように行動に移すまでのルールをあらかじめ決めておくことが有効かと思います。つまりその都度、感情で判断するのではなく、一定のルールに基づいて判断→行動に移すわけです。

 仕事を例に考えると、今すぐ上司に相談することのメリットが2ヶ以上浮かぶようならすぐ動く。趣味やプライベートでやってみたいと思うこと、または誘われることが2回以上あったらとりあえずやってみる。

困っている人を見かけた場合、一度目はスルーしてしまうかもしれない。でも2度目に同じ状況に出くわしたらとりあえず声を掛けてみる、など。

これを習慣化していけば、周りを気にすることなく自分の判断(ルール)で行動できるようになるのではないでしょうか。

私自身まだまだ実践できていませんけど、自分の軸をしっかりもち、それに沿った行動を淡々とやっていきたいと思う今日この頃です。

3 主体的に動ける人

ここから少し番外編です。そもそもなぜ行動を起こそうとするのか。何かを変えるため、物事を進めるため、求められることに応えるため。様々な理由があると思います。

しかし、なかなか行動に移せない場面ってありますよね。仕事で上司に相談したい案件があるとき、「忙しそうだな・・・」「相談の仕方どうしようかな」とか考えているうちに「まだ余裕あるし後回しにしよう」とか。

また、ちょっと興味あるスポーツや趣味があっても「敷居高いし、一人では始めづらいな。お金もかかるし。もうちょっと様子見ようかな」など。結局行動するまでに時間がかかることってよくありますよね。

僕もそうです。しかも、僕は気が小さいので、他人の目線だとか、これで大丈夫かな?どう思われるかな?みたいなことが気になって動けないこともしばしば。

で、こんな時は大体判断の軸が自分ではないことが多いです。つまり、他人に気を使っている、他人の評価を気にしている、はたまた目立ちたくない(嫌われたくない)という状態。

逆に、主体的に行動している人は、“行動そのもの”への他人の評価にはあまり興味がなく、その先にある自分の考えたシナリオをいかに実現するかに注力している印象です。つまり、行動に移す理由が明確で、行動した結果もちゃんと見据えているということ。

 なぜそれをしているの(しようと思っているの)?という問いに即答できない場合は、判断の軸が他人になっているかもしれませんね。

4 FXに学ぶ行動できない心理

さらに余談ですが、冒頭にFXにチャレンジしていると書きましたが、そこから得た気付きも少し紹介したいと思います。

FXでは”損切”という”トレードがあり、簡単にいうと損益が広がりそうな場合に、そこで決済(利益がマイナスでも清算)してしまう、というもの。

初心者の私はこのような場面で損切できないことが多々あります。もう少し待てば状況が好転するのではないか、と。これは希望的観測で、仮に状況が好転した場合でも、もっとよくなるのではないかという更なる欲が覆いかぶさり結局決断できない状態になります。自分の行動がルール化できてないんですよね。

“他人からの評価”に対する考え方も似たような部分があると感じていて、例えば仕事で何かアクションを起こそうと考えた時、もっと最適のタイミングで動いた方がいいのではないか。はたまた、もっと十分検討してから相談した方がいいのではないか、そして仮に状況が好転したと感じても更なる好転を希望しちゃうのです。つまり欲が出て動けない。

この「欲」は上限がないので、上手くコントロールできないと暴走気味に・・・。

FXでコンスタントに利益を出せる人というのは、ルールを明確化してそれを淡々と続けることができるような人だと言われています。

もっとよくなる(または悪い状況から好転する)ために待つ、という欲をコントロールして、50%達成できたらOKだ、または予想と違うならさっと退く、シンプルに考えて淡々と行動することが自分のシナリオを形にする鍵でしょうかね。

5 最後に

自分の決めたルールをいかに行動に移すか。簡単なようで難しいです。今回は私自身が感じている課題とその解決策としてまとめてみました。私も普段からもっと行動的になれればいいなと感じています。行動すれば、良くも悪くも経験値を稼げるし、主体的に様々な事象に接することで、自分のシナリオを描く習慣ができると思います。

そして、このシナリオをたくさん描くことで、それを軸に自分のルール作りを強化していけると思います。

「いざとなれば自分もできる」と思ってしまいますが、普段から意識していないとやっぱりできません。時間がかかってもいいと思います。自分軸で信念に沿った生き方をしていきたいですね。

またまた長々と書いてしまいました。最後まで目を通してくださった方、ありがとうございます。

りょーぱか
りょーぱか

ありがとねー。

スノーボール(上巻)世界一の投資家ウォーレン・バフェットの姿前のページ

りょーぱかのサーフィン劇場19-1 予定の先取りと小波環境で上手くなれ!次のページ

関連記事

  1. 雑記

    「継続」の先にあるもの

    皆さんこんにちはりょーぱかです。夏と言えば、白い砂浜に青い海!ビキニ!…

  2. 雑記

    子供と一緒に雨でも遊べる屋内施設in四国

    こんにちはりょーぱかです。暑い日々が本格的に始まりました。ん~、夏です…

  3. 雑記

    お盆休みは九州の実家へ!

    今回思い切って一週間ほど休暇を取り、実家に帰省(全体の休暇のうち3日間…

  4. 雑記

    VS激務

    皆さまこんにちはりょーぱかです。GWも終わって早くも一週間が経ちました…

  5. 雑記

    お金と時間

    私たちが働く理由ってなんでしょうね。家族の為、国民の為、会社の為。自分…

  6. 雑記

    見て見ぬふりは習慣になる

    ちょっとした親切でも仕事の雑務でも何でもそうだと思いますが「見て見ぬふ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

  1. 資産形成

    FXで月収1万!初心者のFX挑戦記その3
  2. 雑記

    痛くない!?直腸検査の流れと所要時間(後編)
  3. 子育て

    りょーぱかの子育て劇場18‐1 初めての子育て
  4. スポーツ

    自重トレで細マッチョ計画
  5. サーフィン

    サーフィンと体重移動
PAGE TOP