みなさんこんにちはりょーぱかです。前回に引き続き、またまた久々のサーフィンです。2019年になって初の海。最後に海に行ったのいつだっけ?実はもう5ヶ月くらい前💦完全に丘サーファー状態。
「行けたら行こう」精神ではやっぱりだめですね。でも定期的に海に行きたくなるのが不思議です。サーフィンしない人にとっては、海=夏!!というイメージでしょうが、サーファーは冬でも海へ行くのです。
正直寒いですよ。でも、海に入ってしまえば意外と気にならないものです。それなりに装備は必要ですけどね。
ということで、今回のサーフィンでの気付きをまとめていきたいと思います。
1 行くと言えばいかずにはいられない?
上達するには定期的に海通いが必要ですが、何かと理由を見つけてサボりたくなるのが人の性。そこで「公言して先に予定を入れてしまう」ことが改めて有効だと感じました。
物理的要因での予定変更は仕方がないと思いますが、精神的・感情的な理由からの予定変更の抑止力として、「予定の先取り」にはやはり効果があると思います。
何事もそうだと思いますが、こと趣味や遊びになると極端にルーズになりません?私の場合はそうなんですよね。来週行けばいっか、とか、今日はゆっくりしよう、とか。でも今という時間は今だけなんですよね。二度と戻らないのですよ!
2019年を迎えて、「今年はサーフィンを頑張るぞ!」と、正月の恒例行事のように目標を掲げて数日が経ったころ、もはや義務感を感じるくらい、今年こそは海に行かねば!と思うように。
しかしながら、なにかとバタつく正月休みで、特に子供が小さかったりすると大変ですよね。おく様の実家にいったり、家の掃除をしたり、飲んだり食べたり。
程よく脂肪と疲れを蓄え、正月休みが明けていつも通りの日常に戻っていくわけですが、こうなるころには年始に掲げた目標はいずこえ。モチベーションも半分くらいに下がっています。いや、そもそもモチベーションなんてあったのか?
日を追うごとになぜか罪悪感が強くなり「お前は何がしたいん、だ!?」なんて自問自答がはじまる始末。
頭の中がうるさいので、とりあえず一回海行こっ♫ということで、おく様に意向を伝えました。
するとあっさりOK(なぜだ💦)。よくよく聞くと、おく様の実家では牡蠣を定期的に買って食べているのですが、調理は簡単レンジチン。ポン酢をちょいと垂らして食べると美味いんだなこれが。
“牡蠣とビールと日本酒を。寒い夜には格別の組み合わせ”温泉旅館のポスター見出しにでもありそうな言葉を思い浮かべながら、人生の岐路に立たされた私ですが・・・「お前は何がしたいん、だ!?」という言葉で引き戻されます
サーフィンは土曜の朝から行く予定でしたが、おく様と息子は金曜のうちに実家に帰るとのこと。金曜日、私は仕事を早めに切り上げ帰宅。おく様と息子を実家に送り出します。
そして、プシュっと頂くわけです。金曜は酒飲まないとか言っていたやつはどこのどいつか分かりませんが、一人でゆっくり酒を飲む機会はそうそうなく、これを逃すのはもったいない。
プシュっと、まだまだ美味しい2番缶。「・・・・お前は何がしたいんっっだ!!?」念仏のように聞こえる声。酔いが回るにつれて、エコーのようにこだます・・・・わけもなく。あぁ~おいしい。いい気分。
しかしながら、おく様も実家に帰った手前、海行かなかったじゃちょっとカッコ悪い。それに次に海行きたいと言いづらくなるので、そこそこでお開き。
さて、翌朝の天気は雨。予測では波もなし。昨日の酒のせいか、おなかも痛い。気分はぜんっっぜん乗りません。これから波乗りにいくのにです。
(今日はおく様も子供もいないし、ゲームしようよ。映画みても良いじゃん。もうちょと寝てもいいね。サーフィンできなくても困らないし。ロクに乗れないのに楽しくないじゃん。なにより寒すぎでしょ)
悪魔の囁きが聞こえてきますが、行かないという選択肢のあとには「高確率の後悔」を感じるのは経験上明らかで、加えて先に述べたようにおく様のサーフィン許可へのハードルが上がることが容易に予想されます。
というより信用が下がることが問題です。言ったことをやらない。これって積み重なると結構響いてくるので。サーフィンに関係なく、ここぞというときにオオカミ少年状態になるのが一番困るわけで。
ということで出発です。長々脱線気味に書いてしまいましたがまとめると、おく様に公言して予定を組み、自らにプレッシャーを課す。この2段階が作用し、今回は海へ出撃できたというわけです。
私も義務感とか無理やり感は好きではないですが、その先の目標に近づくには、ある程度の負荷を自分自身でかける必要があると思います。
2 小波だからこそできる練習
さて海に到着。予測では波無しでしたが実際に見てみると、膝・もも~セット腰くらいありそうで何人か入水しています。早々にウェット(5㎜フル)に着替え海へ。今日はグローブもブーツもなしです。
曇りだったので、砂浜が冷たい。落ちている貝とか流木などを避けながら海際までペタペタと歩いていきます。準備運動もそこそこに入水。
素足が海水に触れたとき、一瞬「お~冷たい」と思いましたが、耐えられないほどではなく、しばらくつかっていると慣れてきます。
波数は少なく、セット間も長いです。ダンパーではないものの、ショートではテイクオフがやっとかなという感じ。こんな日に、私なりに意識した点をまとめていきます。
2-1 テイクオフの数をこなし波に押されるタイミングと姿勢を覚える
冬、小波、雨(曇り)、この3拍子がそろった日の海は閑散としています。(ちなみに四国エリアのとある海です)なので、初心者の私でも割と自由に波乗りができます(環境って大事だなぁ)。
基本的に乗れそうな波には果敢にチャレンジ。小波なので、恐怖感もなくチャレンジできます。ゲットも容易でドルフィンなんてする必要もないので、純粋にテイクオフに集中できるわけです。
しかし、小波なだけにタイミングが結構シビア。早すぎても、遅すぎても波に押してもらえない感じ。この感覚は小波ならではではないでしょうか。
さらには、波に押され始めたかな?という段階での体重移動(寝そべった状態で前のめりになるか胸を反るか)の感覚も練習できました。早いテイクオフには、この押され始めの感覚をいかに掴むかが結構大事だと思いますが、小波だとこのポイントが難しいのでより練習になると思います。
2-2 波を追いかける練習
波上でのポジション取りですが、技術・体力共に初心者レベルの私は人が多いと基本的に身動きとれなくなります。
なので波を追いかけるなんてことは普段あまりできていません。しかし、やはり上手い人はいい波を捕まえていて、ロングライドできるので経験値の差は広がるばかり。
しかーし、今日は動き放題!!何といっても人がいないので。ということで、自分なりにベストだと思う位置を、波が来るたび追いかけ、ポジションを変え、時には沖に出るなど動き回ります。
結果、疲れてテイクオフできないこともしばしばありますが、一応目標地点を目指してパドルするわけで、それがいいポジションだったら経験値になりますし、違ってもまたそれが経験値になります。パドル筋の強化にもなります。
2-3 他の人の波乗り観察
よく他人の波乗りを観察することがあると思います。でも波が大きいとライディングがよく見えなくないですか?テイクオフした後、波に隠れちゃうので頭だけ流れるように滑っていくのが見える感じ。高速エスカレータ(角度浅め)に乗っているようにも見えます。
小波だとテイクオフ後も上半身は余裕で見えますし、体の全体像を捉えることができて勉強になります。でも正直何をみていいのかはまだ分からない状態。
自分の課題とか、大事なポイントが分かってくれば観察眼も違ってくるでしょうが。まぁ、上手い人でもいろんな人がいますからね。オラオラな人や紳士的な人とか。
3 サーフィン通いで高まる筋トレへのモチベーション
サーフィンに行くことで着替える際に上半身裸になったりしますが、他人の締まった体をみると俄然筋トレへのモチベーションに繋がります。
上手い人は大体体も締まっているので、余計にかっこよく見えますし、自分も頑張ろうと思えますよね。
また、筋トレで体力と機動力が備わると思うので、サーフィン上達に及ぼす影響も割と、というか絶対大きいと思います。
モビルスーツの差が戦闘力の差ではないかもしれませんが、性能が高い方が有利なのはまぁ間違いないでしょう。
体の強化は、サーフィンだけに限らず健康面・精神面でもよい効果が期待できますし。
4 最後に
2019年初の海で得たものをまとめてみました。19年は月2回くらいは定期的に海通いしたいと考えています。
サーフィンの上達の先に何があるの?と自分でも思う時がありますが、そんなものは上達しないと分からないし、今の時点で上手くなりたいという思いがあること、サーフィンを練習する過程で得られる副産物(締まった体)でとりあえず十分かな。
今回は一回目なので19‐1ということで。
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